2019年3月9日土曜日

恐るべき子供たち

2019/5/18~6/2
https://www.kaat.jp/detail?url=osorubeki
恐るべき子供達
【原作】 ジャン・コクトー [コクトー 中条省平・中条志穂:訳「恐るべき子供たち」/光文社古典新訳文庫)
【上演台本】 ノゾエ征爾 
【演出】 白井晃
【出演】 南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大 馬場ふみか
    デシルバ安奈、斉藤悠、内田淳子、真那胡敬二
企画製作・主催 KAAT神奈川芸術劇場

柾木玲弥、松岡広大、馬場ふみかの出演で描く、
愛情と憎悪、そして嫉妬に満ちた、思春期の姉弟の歪んだ関係。
外界を知らずに成長し、弟との“王国”を守ろうとし続ける美しい姉・エリザベート役には南沢奈央。姉と共に幼稚で享楽的な価値観のまま成長していく弟のポールに幅広い役柄を演じて’カメレオン俳優’とも呼ばれる柾木玲弥。物語の語り部的役割を担うポールの友人・ジェラール役で、今回初のストレートプレイ出演となる松岡広大。そして、新たに、柾木演じる弟のポールが密かに思いを寄せる、姉・エリザベートの友人・アガート役に、ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の新人看護師役で注目を集めた馬場ふみかの出演が決定しました。
また、子供たちを時に見守り、時に抑圧する”大人達”には、デシルバ安奈斉藤悠内田淳子真那胡敬二ら実力派俳優陣の出演が決定。白井とともに、ジャン・コクトーの名作小説の舞台化に挑みます。
 
【原作】 ジャン・コクトー
           
[コクトー 中条省平・中条志穂:訳「恐るべき子供たち」/光文社古典新訳文庫)
【上演台本】 ノゾエ征爾 
【演出】 白井晃
【出演】 南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大 馬場ふみか
    デシルバ安奈、斉藤悠、内田淳子、真那胡敬二

【『恐るべき子供たち』あらすじ】
美しくも残忍で傲慢な姉エリザベートと、青白い肌の美しい弟ポール。二人の母は病身でわがまま、父は姿を消している。ある日、ポールの学校で同級生たちが雪合戦をしていると、ポールが憧れるダルジュロスという男子生徒の投げた雪の玉がポールに命中。ポールは雪を赤く染めて倒れてしまう。ポールの友人・ジェラールはダルジュロスの投げた雪の玉に石が入っていたと主張するが、ポールは投げたダルジュロスをかばう。その怪我が原因で、ポールは学校に通うことが出来なくなり、家で自由気ままな日々を送るようになる。
やがて、病気の母が亡くなり、母の介護をしてきたエリザベートはモデルとして働き始め、そこで知り合ったアガートという娘を時折家に呼ぶようになる。彼女はポールが憧れていたダルジェロスにそっくりだった。密かにアガートに思いを募らせるポールだったが、姉に悟られたくないポールは、あえて彼女を邪険に扱う。やがて、婚約者に死なれたエリザベートが夫の莫大な遺産を継ぐと、エリザベート、ポール、ジェラール、アガートの4人の奇妙な生活が始まる。

【スタッフ】
美術:松岡泉
照明:齋藤茂男
音響:井上正弘
衣装デザイン:伊藤佐智子
ヘアメイク:稲垣亮弐
企画製作・主催 KAAT神奈川芸術劇場
著作権代理 (株)フランス著作権事務所
ジャン・コクトー委員会会長 ユーグ・シャンボノ氏提供

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