2021年11月29日月曜日

まさかまさかの「チーム西山」ドラフト指名[山口恵梨子の将棋がちょっと面白くなる話] : 竜王戦 : 囲碁・将棋 : ニュース : 読売新聞オンライン

まさかまさかの「チーム西山」ドラフト指名[山口恵梨子の将棋がちょっと面白くなる話] : 竜王戦 : 囲碁・将棋 : ニュース : 読売新聞オンライン











まさかまさかの「チーム西山」ドラフト指名[山口恵梨子の将棋がちょっと面白くなる話]

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 8月に日本将棋連盟から受け取った1本のメールから、その後の数か月、私の生活は激変することになりました。

 「第2回女流ABEMAトーナメントにつきまして」と題されたそのメール。

 ABEMAトーナメントは、チェスでよく使われる「フィッシャールール」で行われる"超早指し"の非公式棋戦です。

 フィッシャーというのは、対局者に持ち時間が与えられ、1手指すごとに一定時間が残りの持ち時間に補充される時計のルールなのですが、ABEMAトーナメントでは最初の持ち時間が5分、1手指すごとにわずか5秒の補充というメチャクチャ厳しいレギュレーション! 序盤戦は持ち時間を増やすために両者、目にも止まらぬ速さで進んでいきますし、最終盤なんかはほぼ1手5秒以内で指すハラハラドキドキの展開に…。棋士からすれば読みの速さと正確性、直感力が問われる上、視聴者の立場からすればめちゃくちゃエンタメ性の高い大会と言えます。

MCや聞き手の仕事依頼かなと思っていたら…

 この大会、羽生善治九段の着想をもとに生まれ、男子は2018年に第1回を開催。第3回から1チーム3人の団体戦形式に。昨年、個人戦で第1回の大会が開かれた女流トーナメントも、今年からトップの女流棋士をリーダーに、1チーム3人で戦う団体戦になると聞いていたのですが……メールを読み進めていってビックリ!

 し、指名されている。しかも、西山さんに!

 いや、正直、最初はてっきりMCとか聞き手のお仕事依頼なのかなと思っていたのですが、西山朋佳女流三冠率いる「チーム西山」の中に何と私の名が! しかも、上田初美女流四段、そして監督の藤井猛九段というそうそうたるメンバーと一緒に!

「ほんわか」西山さん、「強いお姉さん」上田さんとチーム結成

 西山さんとは、彼女が奨励会で三段昇段を決めた直後の6年前、数か月間だけ研究会で教えていただいたことがあり、ほんわかしておしゃれで 可愛かわ い女の子という印象を持っていました。しかし三段リーグの戦いが始まると、次第に交友がなくなり、将棋会館ですれ違っても話すことなく会釈のみという間柄でした。

「憧れのお姉さん」の上田女流四段。困った後輩を助けてくれる優しい人です
「憧れのお姉さん」の上田女流四段。困った後輩を助けてくれる優しい人です

 上田さんとの初めての出会いは、私が小学生の時。同じ道場に通っている「将棋がめちゃくちゃ強い憧れのお姉さん」と「数少ない後輩女子小学生」という関係でした。上田さんが男の子よりも強くて、どんな時も女子を守ってくれるので、男性9割という環境でも、私は安心して将棋を続けていくことができました。ただ彼女が結婚してお母さんになってからは、交友がなくなり、こちらも将棋会館ですれ違っても会釈のみという間柄でした。

 そんな3人がチームになりました。

 西山さんによると、ドラフトでは「自分が公式戦で勝ったことがない人」というコンセプトで選んだそうなのですが、それはそれで接点がなさすぎて、メールを受け取った後も、どうしようかな、とモジモジしていたのですが(基本、おとなしくて人見知りなので…)、西山さんと藤井先生が動いてくださいました。

チーム運営に奔走した西山さん、心の中で「一生推します!」

「尊敬する存在」の西山女流三冠。タイトル戦が続く過密日程の中、チーム運営に奔走してくれました。これからも全力応援します
「尊敬する存在」の西山女流三冠。タイトル戦が続く過密日程の中、チーム運営に奔走してくれました。これからも全力応援します

 西山さんはグループで会話ができる連絡網を作ってくださり、練習やチーム動画の打ち合わせなどの段取り、そしてチームTwitterの運営もてきぱきと。さらに、監督の藤井先生がお忙しい時には、私たちのコーチングまでしてくれました。ご自身でもフィッシャールールの練習をしつつ、女流公式タイトル戦が続く過密日程をこなしながらです。

 「女流トップを走る努力家で尊敬する存在」。自分自身、西山さんのことをいつの間にか、遠い存在というか、概念的な存在として捉えてしまっていたのかな、と思いました。「尊敬する努力家」というのは今でももちろん、変わらないですけど、チームメートとして感じたのは、情に厚くて、賢さゆえの優しさを持つすてきな女性だということでした。

 いまや「好きすぎて西山さん一生推せる…」と思っているんですが、チームが解散しても言い続けたら、重すぎる愛情表現は負担になりそうなので、心の中で ひそ かに全力応援していきます。

藤井猛先生の熱血指導、奥様には手料理までふるまってもらい

勢ぞろいした「チーム西山」のメンバー。(左から)私、上田女流四段、西山女流三冠、監督の藤井猛九段
勢ぞろいした「チーム西山」のメンバー。(左から)私、上田女流四段、西山女流三冠、監督の藤井猛九段

 「監督を引き受けたからには、ちゃんとやるから」

 そうおっしゃていただいた言葉通り、藤井先生にはオンラインでの将棋指導から、ご自宅で開催する研究会まで大変お世話になりました。

 チームが結成されてからは完全に師匠と弟子3人の関係だったと思います。作戦の考案から具体的な攻め方、受け方まで的確な指導をしていただき、数えてみると私はこの数か月で19局も指していただいていました。感謝しかないですし、トップ棋士である藤井先生にそこまでの時間を割いていただいたということで、恩返しの方法は勝つしかありません。予選、準決勝をご覧頂くと他のどのチームよりも全員必死な雰囲気だったと思います。

 小学生の頃、私が道場で将棋を指す時は、アマ四段の父が必ず後ろで腕組みをしながら観戦していたのですが、チームの将棋を見守る藤井先生の表情を見て、その時の父を思い出しました。他のどのチームよりも温かく、優しさゆえの厳しい言葉をたくさんいただきました。宝物です。

 そして、もうお一方。藤井先生の奥様です。ご自宅での研究会の際は、「遅くなったからいいわよ!」と手料理をふるまっていただきました。前菜から出していただくフルコース形式で、ご家族で行ったレストランのレシピを完全再現されたサラダが絶品でした。藤井先生の奥様もチーム西山の一人でした。

上田さんと作戦を共有、決勝進出のチーム西山に注目を

 私は去年の第1期白玲戦から使う戦法を振り飛車から居飛車に変えて戦っているのですが、今回はその居飛車が早指しで指して勝てるレベルになっていないということで、チーム全員と相談した上で予選、準決勝では振り飛車を使うことになりました。いくつかの作戦は上田さんと共有して同じものを使っています。上田さんについてもたくさん書きたいんですが、詳しくは彼女が書かれている コラム を読んでくださいね。

 今も昔も、困った後輩を助けてくれる大好きな優しい人です。

 女流ABEMAトーナメントは12月上旬まで続きます。里見香奈女流四冠率いるチーム里見を破り、決勝進出を果たしたチーム西山は、果たして優勝をつかむことができるのか。

 チーム西山、そして私が心から信頼している、西山朋佳女流三冠、上田初美女流四段、藤井猛九段の公式対局の応援をどうぞよろしくお願いします。

プロフィル

山口 恵梨子( やまぐち・えりこ

 日本将棋連盟所属の女流棋士。堀口弘治七段門下。16歳で女流棋士となり、2010年に初段、16年二段に昇段。白百合女子大学卒。将棋が好きな人のためになる情報満載の「 女流棋士 山口恵梨子ちゃんねる 」をYouTubeに開設。ツイッターは @erikoko1012

ありのままで、私らしく。グラビアから始まる第2章。西内まりや「モデルでも女優でもなく、"まりや"です」 - 週プレ グラジャパ! -GRAVURE JAPAN!-

ありのままで、私らしく。グラビアから始まる第2章。西内まりや「モデルでも女優でもなく、"まりや"です」 - 週プレ グラジャパ! -GRAVURE JAPAN!-

ありのままで、私らしく。グラビアから始まる第2章。西内まりや「モデルでも女優でもなく、"まりや"です」


11月29日(月)発売の『週刊プレイボーイ50号』の表紙&巻頭グラビアに西内まりやが登場。

ティーン誌のモデルからキャリアをスタートさせ、女優や歌手、バラエティなどマルチな活躍で同世代女子たちのカリスマ的存在になった。

ひとときの休息を経て、再び輝き始めた27歳。これまでと、最新写真集にかける思いを語る。

■芸能界を目指したきっかけは週プレ?

――西内さんは今回が週プレ初登場かと思いきや、過去の本誌をさかのぼると、2008年に、映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の日本語吹き替え版で主人公・ライラ役に抜擢(ばってき)された際のインタビューが掲載されていました。当時14歳です。

西内 わぁ、懐かしいですね。『ライラの冒険』は、私が初めて演技のお仕事をさせていただいた作品です。まだ『ニコラ』の専属モデルとしてデビューしたばかりの頃でした。ロンドンのワールドプレミアでニコール・キッドマンさんとレッドカーペットを歩かせてもらったんですよ。そのときの景色は、今でも鮮明に覚えています。

――ちょうどモデル/女優としての第一歩を踏み出したタイミングだったんですね。

西内 芸能生活も今年で15年目を迎えました。私の中では、今、第2のターニングポイントを迎えたと思っているんですけど、それでいうと『ライラの冒険』は、第1のターニングポイントでした。この吹き替えを機に、ドラマや映画など、演技のお仕事に挑戦させてもらえるようになりましたから。そう思うと、週プレさんとは何かとご縁があるみたいですね。私が芸能活動を目指したのも、元をたどれば週プレさんの影響がありますし。

――え、そうだったんですか?

西内 まだ小学生だった頃、姉(西内ひろ)が「第1回ミス週プレ」で準グランプリを獲得したんです。その日から、実家には必ず週プレさんが置かれていましたし、誌面で姉の活躍を見ては、うれしい気持ちと、遠い存在になってしまった寂しさを感じていました。それまでは、バドミントンに明け暮れるスポーツ少女で、芸能界なんてまったく興味がなかったのに......。上京した姉に会いに行きたい気持ちから、芸能界への憧れが高まっていったんですよね。

――つまり、もしお姉さんが「ミス週プレ」に選ばれなかったら、今の西内さんはいなかったかもしれない?

西内 はい。きっと地元の福岡でバドミントンの選手になって、本気で日本一を目指していたと思います。だから週プレさんは、私たち姉妹の人生を大きく変えたきっかけでもあるんですよね(笑)。

――それほどまでのご縁があったとは......。西内さんは『ニコラ』を卒業された後、『Seventeen』の専属モデルを務められ、女子中高生のカリスマ的存在として大活躍されました。ドラマに映画、バラエティ、さらには音楽活動も積極的に行なわれていましたよね。

西内 ありがたいことに、10代後半は、慌ただしい毎日を送っていました。スケジュールは常に分刻み。台本を覚えるのもギリギリの状態でしたね。お仕事はどれも楽しかったなぁ。でも、完璧主義な性格ゆえに、頑張りすぎちゃったのも事実で。本当の自分がどんな人間だったか見失いかけてしまった時期もありました。

それまでの事務所を独立してからは海外に行ったり、少し環境を変えながら、とにかく自分の気持ちと素直に向き合い続けました。「自分を愛するってどういうことなんだろう?」「自分らしさっていったいなんなんだろう?」。考え続けることはつらさも伴いますが、ずっと答えを追っていると、ふと言葉じゃなく感情で理解できる瞬間があったんですよね。

――感情で理解、ですか。

西内 完璧でいようと努力するよりも、まずは不完全な自分を認めてあげることが最優先。言葉にすると薄っぺらく聞こえますが、そのことに気づけたとき、新しく自分が生まれ変わった感覚があったんです。とはいえ、過去の自分を否定したいわけではありません。あの頃の経験があったから今の自分があるし、慌ただしいなかで見させていただいた景色は、どれも素晴らしいものでしたから。今は、自分を見失いかけた日々も含めて、かけがえのない自分自身だと思っています。

■ありのままを肯定してもらえた幸せ

――12月24日。西内さんが28歳を迎えられる日に、写真集『月刊西内まりや』(小学館)が発売されます。

西内 お話をいただいたときは、正直、不安もありました。自分の心をさらけ出すのがやっぱり怖かったんです。でも、撮影に向けてスタッフさんと打ち合わせを重ねるなかで、今の自分がどんな人間なのか、写真集を通して確かめてみたい気持ちが芽生えてきて。

――撮ってもらった写真を見たときは、どう思いましたか?

西内 15年前から変わらぬピュアさと、15年前にはなかった成熟さ。その両方が如実に表れていると感じました。特にピュアさは、自分を見失いそうになったときも、心の中に分厚い壁をつくって、ひそかに守っていた部分なんです。撮影中に意識していたわけでもないのに、知らぬ間に解放しちゃっていたみたいですね。それだけスタッフさんに対する信頼があったということなんでしょうけど。あらためて、自分の中で変わらない大切な部分を再確認できたのはうれしかったです。

――意図していなかった表情から、新たに自分を知る。まさしく、グラビア表現の醍醐味(だいごみ)だと思います。

西内 ファッション関連の撮影では、スタジオでキメの表情を撮ることがほとんどです。でも今回は、1秒ごとに景色が移り変わっていく自然の中で撮影を行ないました。何より新鮮だったのは、普段なら絶対撮られることのない隙(すき)がある表情を切り取ってもらえたこと。「私はこれでいいんだ」とありのままを肯定してもらえたようで、ものすごく満たされたんですよね。そんな瞬間を一冊にまとめていただけて、とても幸せです。

――まさに、第2のターニングポイントですね。ここからまた、新しい西内さんの姿が見られると思うと、今後の活動がますます楽しみです。

西内 写真集を作って、客観的に今の自分の姿を見て、再びスタートを切れる気がしてきました。今後は、仕事でもプライベートでも、縁やつながりを大事にして、自由なクリエイティブを楽しみたいです。そこに肩書は関係ありません。私も自分を紹介するときは、モデルでも女優でもなく、"まりや"ですと言いますし。大事なのは、自分の心が動くかどうか。そのシンプルな判断基準に委(ゆだ)ねて、まだ誰も見たことがないような新しい世界に飛び込んでいけたらと思っています。

●西内まりや
1993年12月24日生まれ、福岡県出身。2007年デビュー。モデルとして数々の雑誌の表紙を飾り、女優や歌手としても活躍。2018年の独立後は海外にも活動の場を広げる。今年、Netflix『全裸監督 シーズン2』で女優としても再始動。最新写真集『月刊西内まりや』(小学館)の発売が12月24日に控えている
公式Instagram【@mariya_nishiuchi_official】

2021年11月27日土曜日

杉本彩が受け取った「奴隷にしてください」との手紙 渡してきたのは… – Sirabee

杉本彩が受け取った「奴隷にしてください」との手紙 渡してきたのは… – Sirabee
ダウンタウンDX
グラビア界の天国と地獄を大暴露SP!レジェンドも集結!
#TVer #ダウンタウンDX
https://tver.jp/corner/f0090000

https://sirabee.com/2021/11/26/20162709359/

杉本彩が受け取った「奴隷にしてください」との手紙 渡してきたのは…

手紙には他にも連絡先が書いてあったそう。杉本彩はその内容を小説のネタにしたとのこと。

杉本彩

26日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に、女優の杉本彩が登場。番組内では、過去に「奴隷にしてください」と書かれた手紙を渡してきたファンの存在を明かした。



■グラドルが語る「困ったファン」

歴代のグラビアアイドルたちが大集結し、グラビア界の裏話をとことんぶっちゃけることとなった今回。

番組では、葉月あやが撮影会に「説教おじさん」が来ることや、手島優が黒いマントを着て体を触って来たファンがいたことを明かす中、ダウンタウンの浜田雅功は「昔も困ったファンはいたでしょ?」と杉本に尋ねる。

対する杉本は「まあ、そりゃいろいろいますけど…」と口を開くと、「今の若い人ほどファンとの距離感が近いわけではないので」と話した。


関連記事:TBS・10月新ドラマ『日本沈没−希望の人−』 風吹ジュン、比嘉愛未、宮崎美子も出演

■飛行機で隣に座っていた人が…

さらに「そこまでのことはないんですけど、面白いなと思ったのは…」と続けると、25年ほど前、飛行機のビジネスクラスに乗って寝ていた時のエピソードを語り出す。

なお、その時自分の隣にはビジネスマン風の人物が座っていたそう。すると飛行機を降りた際、荷物を取りに行くところから、その人物に手紙を渡されたという杉本。

杉本いわく、この手紙には連絡先が書いてあった上に「あなたのために何でもするので、奴隷にしてください」といった文章が書かれていたそうだ。



インモラルより

 手紙にはこう書いてあった。  『森野美咲様 私は本当に昔からあなたの大ファンです。美咲さんが隣にいらした時は驚きました。夢のようです。あなたの写真集「ファム・ファタル」も持っています。私は美咲さんのためなら何でもします。決してあやしいものではありません。私をあなたの奴隷にして下さい。このことは二人だけの秘密にしましょう。きっと電話して下さい。待っています。 中山敏久』   と書かれていた。そして一番下には携帯電話の番号があった。とてもこんなことを書くような男には見えない。どこから見ても、紳士なビジネスマンだった。   美咲が5年前に出した『ファム・ファタル』は、ボンデージを中心とした写真集だったので、奴隷志願のM男には、きっとインパクトのある作品だったのだろう。それに、どこかツンとした意志の強そうな美咲の顔立ちは、女王様風ボンデージがとてもよく似合っていた。   中山という男が、相当な変態であることは確かだが、奴隷にして下さい、という謙虚な文句が、美咲は気に入った。それに、そんな感性をもっているならば間違いなくインテリだろう、と美咲は判断した。結婚しているかもしれないし、子供だっているかもしれない。機内で自分が眠っている無防備な姿を、どんないやらしい眼差しで見ていたのだろう、と思うと、とても刺激的だった。その感じのいい変態、中山敏久に、美咲は興味を抱かずにはいられなかった。   東京に戻って三日後の週末、美咲は迷った末に、中山に電話してみることにした。とても勇気のいることだった。どこの企業の人間なのか、それさえ知らないのだ。もしかしたら、危険な人間かもしれない。いろいろ考えたが、中山という男はどちらかというと、穏和な雰囲気さえ漂わせていたし、とても危険な男には見えない、と美咲は思った。それに、オタク、という類でもない。   結婚生活が続いていたら、こんな電話を決してすることはなかっただろう。いつも、結婚や社会の倫理観に縛られていた美咲だった。また、それが正しい生き方だと信じていた。しかし、結婚生活にピリオドを打った今、何が正しくて、何が間違っているのか、そんなことはどうでもいいことのように思えた。所詮、社会が決めた倫理観など、偽善以外の何ものでもないような気がした。美咲は、やっと自分に正直になれたのだ、と認識していた。倫理という呪縛から解放され、貪欲に快楽を求める美咲は、さらに輝きを増して、成熟した女に変貌していた。   美咲は携帯電話の番号を押した。三度目のコールで男が出た。  「もしもし、中山さんですか?」  「ええ、そうですが……」   電話の男は中山だった。  「あの、私、森野美咲です」  「えっ? 美咲さん。絶対にかけてくれないと思ってたのに……ああ、本当に信じられない。夢みたいだ」

2021年11月19日金曜日

佐藤美希 STAFFさんのツイート 4話配信開始は11/25(木)22時から












4話配信開始は11/25(木)22時から

サトミキキスシーン

私が獣になった夜 #幼馴染との夜

https://gxyt4.app.goo.gl/vshrB


私が獣になった夜~名前のない関係~

【予告】#4:幼馴染との夜、変わってしまった私

2021年

詳細情報

猫田かのん(佐藤美希)は東京の生活に疲れ、地元の田舎に帰ってきた。すると、人気のない地元の駅で幼馴染の長谷川悠(富田健太郎)と再会することに。飲みながら昔話で盛り上がる二人は、派手で古びた地元にあるラブホテルの話題で盛り上がる。すると、好奇心からそのラブホテルに行ってみることに…


キャスト

スタッフ

佐藤美希

富田健太郎

ポン·璃菜·アメリ

佐藤遙灯

脚本:関久代

プロデューサー:池田克彦

監督:芝崎弘記

協カプロデューサー:金山宇宙

マーケティングプロデューサー:川島彩乃




2021年11月13日土曜日

奥山かずさ『月刊』とグラビアを語る「以前は弱さなんて絶対に見せたくなかった」|Real Sound|リアルサウンド ブック

奥山かずさ『月刊』とグラビアを語る「以前は弱さなんて絶対に見せたくなかった」|Real Sound|リアルサウンド ブック

奥山かずさ『月刊』とグラビアを語る「以前は弱さなんて絶対に見せたくなかった」

文・取材=とり、写真=鷲尾太郎

奥山かずさ『月刊』とグラビアを語る

 9月30日、女優の奥山かずさが自身3冊目の写真集となる『月刊 奥山かずさ・想』(小学館)を発売した。奄美大島の大自然を舞台に、奥山かずさの内側にあるピュアな感情(想)を捉えた至極の一冊となっている。

 前作『AIKAGI』(ワニブックス)から約1年。この短期間で、奥山かずさのグラビア表現はどのように変化したのだろうか。前作も振り返りながら、本作の撮影中に感じていた想い、また改めて見つけられたという"自分らしさ"について語ってもらった。(とり)

奥山かずさの撮りおろし写真はこちら

自分らしさと向き合う時間

――表紙にも選ばれている公民館でのカットは、撮影前に15分ほど、その場にひとり取り残されていたんだとか。

奥山:そうなんです。スタッフさんもみんな、私を置いていきなり出て行ってしまって……。何の指示もなかったですし、当然ながらスマホも持っていなかったので、15分間何をすればいいか分からず、とにかく不安でした。感じられるのは、畳の匂いと窓の外に広がる大自然だけ。それ以外、何も情報が入ってこないんです。時間がとても長く感じました。

――今の時代、スマホも見ずに何もしない時間なんて、なかなかないですしね。

奥山:はい。だからこそ、改めて自分と向き合う時間にもなったといいますか。例えば、ドラマの現場だと与えられた役を演じるよう求められますし、本作も撮影がはじまるまでは、グラビアもできる女優として、みなさんに評価していただける作品にしなければならないと、必要以上に力んでいました。そう考えている時点で、"何かになりたい自分"にしかなれないと頭では分かっているはずなのに。無意識のうちにカッコつけてしまうクセがあったんですよね。

――いい作品に仕上げたいがゆえの力みでしょうか?

奥山:そうですね。ありがたいことに、たくさんグラビアの現場を経験させてもらっているので、「今回は、こういうカットが求められているな」「こういうポージングをしたら、読者の方に喜んでもらえるな」というのが、だんだん分かるようになってきて。テクニックで誤魔化すじゃないけど、何もない自分のままでカメラの前に立つことに、難しさと恥ずかしさを感じていました。決めカットが必要な場合もありますし、求められる形を意識することが一概に悪いわけではないんですけどね。

奥山かずさ写真集『AIKAGI』

――そのクセは、前作のときもあったんですか?

奥山:前作でお世話になったカメラマンの(中村)昇さんは、私が全力で決めたタイミングでは絶対にシャッターを切ってくれない人だったんです。はじめてお会いしたときからずっとそうで(笑)。でも、あがった写真を見たら、カッコつけていない隙間の姿が写っていたんですよ。それがすごく新鮮で。あえて決めの瞬間からズラして撮ってくださった昇さんのおかげでできた一冊でしたね。

――とはいえ前作がリリースされたあたりから、ほかのグラビアでも、徐々に表情がナチュラルになっている印象がありました。

奥山:私もそう思います。グラビアに限らず、もともと考え方が極端なところがあって。グラビアをはじめたときも、ずっとグラビアアイドルとしてのアイデンティティが必要だって思い込んでいました。でも、昇さんと出会ってから、少しずつそうじゃないんだと分かってきたんですよね。何事も力みすぎはよくない。0か100かで考えるのではなく、その間をとった50くらいがちょうどいいんだって。

――必要以上に力みすぎないって、頭では分かっていても、実行するのは難しいですよね。

奥山:難しいです。正直まだ模索中って感じです。本作のお話をいただいたときも、「もっとこうしたい」「こんなグラビアを撮ってみたい」といった自我は出てきていたんですけど、それを体現するにはどうすればいいのかが定まっていなかったですし、今撮ってもらって前作を超えるクオリティに仕上がるのか不安もありました。

  でも、逆に模索中だったからこそ良かった気もしています。出来あがった本作を見返したとき、完璧すぎない50の状態を肯定してもらえた実感があったんですよね。前作から時間が開きすぎていたら、また0か100かの考えに囚われてしまったかもしれない。最初は「もう3冊目!?」と驚きはしたものの、このタイミングでお声がけいただいたのはラッキーでしたね。

――ちなみに、奥山さんがいちばん自分らしく、開放的でいられる瞬間とは、どんなときなんでしょう?

奥山:今までは、テンションがあがっているときだと思っていました。スポーツが大好きだし、体を動かして、何か刺激を求めて行動しているときがいちばん開放的だなって。でも、本作の撮影が終わってから考えてみると、実はそうじゃないような気がして。

 私、たまに公園でボーッとしたり、寝たりすることがあるんです(笑)。何となく気分がいいからやっていただけなんですけど、公民館でひとり過ごしているときに、「もしかしたら、私にはボーッと過ごす時間が必要だったのかもしれない」って思ったんですよね。無意識のうちに自分を解放したくて、公園に足を運んでいたんじゃないかって。本作の撮影を通して、外に刺激を求めるだけじゃなく、自分の内側と向き合うことも大事なんだと改めて分かりました。だから今は、プライベートでも意識的にボーッとする時間をとるようにしています。

「私自身を撮ってほしい」


――撮影に行く前は、奥山さんからどういったご要望を出されていたんですか?

奥山:まず「カメラマンは絶対に桑島(智輝)さんがいい」とお伝えしていました。一度、雑誌のグラビアで撮っていただいたときから、桑島さんなら絶対いい仕上がりになる確信があったので、撮影中は基本、桑島さんに委ねさせていただきました。

 湿度の高い場所で撮りたいっていうのも私からのリクエストです。グラビアっていうと、青い空、白い雲、広い海ってイメージがあるじゃないですか。でも私は、もうちょっとドロっとした場所の方が合う感覚があったんですよね。

――先ほど「カッコつけてしまう」といった話もあったように、王道すぎる場所だと変にかしこまってしまうとか?

奥山:そうですね。綺麗なロケーションだと、自分がその綺麗さに調和しなきゃいけないと構えてしまいます。ドロっとした環境が合うと感じたのは、前作の撮影時。泥水のうえで撮ってもらったとき、自分でも納得できるくらいいい表情ができたんですよ。

 本作でいうと、川に浸かっているシーン。一見、綺麗な水が流れているように見えて、周りには工業用のダンプカーが捨てられていたので、石油も一緒に流れていたんですよね。しかもアブもたくさん飛んでいて、結構過酷な現場だったんです。私は自ら希望して行ったからいいものの、スタッフさんには申し訳なかったですね(笑)。

――それは大変ですね(笑)。

奥山:はい。あとは、前作からテイストを変えた作品にしたいとも思っていました。

――個人的に前作は「女優・奥山かずさ」、本作は「女・奥山かずさ」といった印象の違いがありました。

奥山:まさに前作は、表現力に注力して撮っていただきました。"女優としてのグラビア"も意識していましたし、私自身も、小説を一冊読んだ気になるような写真集になった実感がありましたね。それに対して本作は、ただ私が私として写っている写真集にしたかったんです。それをお伝えしたら、桑島さんが「だったら、衣装の数を少なくしてみようか」と提案してくださって。

――衣装チェンジが少ない分、奥山さんの表情に目がいきやすかったです。

奥山:写真集より断然ページ数の少ない雑誌の撮影よりも衣装点数が少なかったので、最初は不安もありました。やっぱり衣装の数が多いほど、自然とバリエーションの幅も広がるし、見応えにも繋がるじゃないですか。でも、実際に撮影していくと、衣装チェンジが少ないことによる安心感もあったんです。「この衣装を着ているうちに決めカットを撮ってもらわなきゃ」、「あとこの衣装とこの衣装が残っているな」……みたいな考えごとも一切必要ないから、大自然のなかで自分が抱く感情(想)に集中できたんですよね。

――最後の方に載っているベッドでのカットを見ていると、撮影の充足感が伝わってきます。桑島さんをはじめとするスタッフのみなさんとの信頼関係があったうえで、のびのびと自分を表現できたんだなぁと。

奥山:最後のシーンは、寝起きに撮られたガチすっぴんなんです(笑)。「すっぴんでも撮ってみる?」って話になったとき、私は「すっぴん風がいいです!」って強調していたのに。ホテルで寝ていたら、朝6時半にいきなりスタッフさんが私の部屋に集結して、桑島さんがカメラを構えて。めちゃくちゃ戸惑いましたけど、これくらいの勢いがなかったらすっぴんカットなんて撮ってもらえなかったと思うし、素敵な瞬間を残してもらえたので結果的にはよかったです(笑)。

――公民館に取り残されたり、寝起きのまま写真を撮られたり、お話を聞いているとすごい撮影ですよね(笑)。

奥山:そうですよね。まぁ、私もみなさんのことを信頼していたからこそ、身を委ねることができました。まだまだカッコつけたい気持ちもどこかにありましたし、むしろ、そこまでして真摯に向き合ってくださったんだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。いろんな意味でアドレナリンが出まくる撮影でした。撮影から帰ってきたあと、しばらくもぬけの殻でしたよ(笑)。

――ひとつ、本作の内容とは関係ないかもしれませんが、オレンジのネイルをされているのがかわいいらしくて。これは奥山さん自身で塗られたんですか?

奥山:そうです!撮影当日に、メイクさんと「これかわいいかもね」って話になって、自分で塗りました。ジェルネイルとかおしゃれなものじゃなくて、普通のマニキュアなんですけど、これもまた綺麗すぎない感じがいいなぁと思って。

――そうですよね。用意された衣装と違って、ネイルには奥山さんのパーソナリティが表れている気がして、とても印象的でした。

奥山:ありがとうございます(笑)。私の場合、ヌーディな雰囲気のグラビアが多いですし、こういうネイルもあまりしないんですけど……。塗ってよかったです!

文・取材=とり、写真=鷲尾太郎

奥山かずさ『月刊』とグラビアを語る

グラビアから得たもの

『月刊 奥山かずさ・想』

――グラビアデビューから約3年。「続けてきてよかったなぁ」と実感することは何ですか?

奥山:いちばんは、体型維持ができること(笑)。ストイックに体づくりを行っているわけではないですけど、常に気を遣ってはいますし、綺麗でいられるに越したことはないので。精神面でいうと、誤魔化せない自分と対峙できたことですかね。自分を曝け出すことで自我も芽生えますし、本当にやりがいしかありません。

――ここまで人物にフォーカスを当てた撮影っていうのもないですしね。

奥山:はい。ファッション系の撮影だと、メインは洋服ですからね。女優として演技をしているときは、私であってはいけないし。こうやって何気ない瞬間を撮っていただけるのはグラビアだけなので、毎回自分の表情にビックリしますよ(笑)。私、こんな顔で笑うんだって。自分ではなかなか見られない表情ばかりなので、私にとってはいいことづくめですね。

――本作は、1990年代後半から2010年ごろに一世を風靡した「月刊」シリーズとしてのリリースです。今、改めて昔の「月刊」を読み返すと、当時の感覚や時代の空気感みたいなものが伝わってくると思うのですが、もしかしたら本作も、時代を超えて見返される作品になるかもしれないですよね。

奥山:そうなってほしいですね。本作は、話題になって即重版するよりも、2021年代に発刊された「月刊」シリーズのいち作品として、長く評価されるのが理想だと思っています。10年後、20年後、再び手にとって見返してくれる人がいたら嬉しいですね。

――では最後に、自分と向き合い、ありのままの自分を写せた本作を、今後の活動にどう活かしていきたいですか?

奥山:表紙に選ばれているカットは、きっとグラビアをはじめた頃の私だったら、絶対に使わないでくださいって言っていたはずです。当時は弱さなんて絶対に見せたくなかったし、そんな姿を撮られないよう、常に身構えていましたから。でも少しずつ、カッコつけていない素の姿をカメラの前で見せられるようになりました。これは私にとって、とても大きなことです。

 ありのままを曝け出すことへの不安は、まだあります。でも、こうしなきゃいけないといった偏った思い込みや、必要以上にかけすぎてしまうプレッシャーは全部取っ払っていきたいし、これからは、完璧すぎない自分をちょっとずつ肯定していきたいですね。本作は、まさにありのままの私を肯定してくれた写真集だと思うので、本作での経験を糧に、もっと深みのある人間に成長していきたいです。



とり

日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。

那須塩原編 : 佐藤美希

那須塩原編 : 佐藤美希

那須塩原編

佐藤美希

昨日放送されたテレビ東京「よじごじDays」のロケのオフショット!

第3弾は那須塩原でサイクリングでした🚴‍♀️

小さい頃から何度も行っている千本松牧場からスタート!

ソフトクリーム食べたかったな〜。

ここに来たら必ず食べます!!

ジンギスカンも絶品✨

大好きなチーズガーデンさん!

念願の店舗に行けました☺️

欲張って3種類笑

御用邸チーズケーキが好きでよくお土産に購入するけれど、フロマージュブランもおすすめ!!

今の時期絶景のもみじ谷大吊橋🍁

そして、那須塩原の名物!

スープ入り焼きそば🍜

クセになる味がたまらない〜

サイクリング旅は今回も達成できず🙄

寄り道少なめにしたはずが、、

日没時間が早くなったからかな!?笑

それでも那須塩原を満喫してきました!!

#サトミキ

#よじごじDays

#サイクリング

#那須塩原



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