津田塾大学 梅五輪パラリンピックプロジェクト | 第16回白瀧あゆみ杯 オンラインインタビュー
将棋会館との連携WGが取材に伺った第16回白瀧あゆみ杯では、準決勝に進出された女流棋士3名と白瀧 呉服店の白瀧あゆみ様に事前にオンラインインタビューを行いました! 今回はインタビューの全文を公開します!
<加藤結李愛女流初段 インタビュー>
Q 袴はもう決まっていますか? まだ決まっていなくて当日わかると聞きました。色の希望は取っていただいており、紫か青が良いと 言った気がします。 Q 青か紫はお好きな色なのですか? そうですね。紫が結構好きです。濃い色が好き。 Q 袴を着て棋戦を行いますが、気持ちの面で普段着との違いはありますか? 袴で対局するというのはなかなかない経験なので、気合が入るというか、気を引き締めていかなくて はという気持ちになります。 Q 将棋を始めたきっかけはなんですか? 兄が将棋の駒型の消しゴムを持ってたんですけど、それが大会に出るともらえるっていうふうに教え てもらったので、それで消しゴムが欲しくてルールを覚えました。 Q 将棋を始められたときは、お兄様が教えてくださっていたのですか? 家族がルールを知っていたので。ルールだけ家族に教わったんですけど、あとはほぼ兄が相手をして くれました。でも兄もそんなに一生懸命に将棋をやっているわけじゃなかったんで、受験と被ってから はもう全く指さなくなっちゃいました。 まぁでも始めてから1年ぐらいは毎日指せていたと思います。 Q ご自身にとってのロールモデルはいますか? 女流棋士で鈴木環那女流3段という方がいらっしゃるんですけど、昔から、私が将棋を始めた頃から、 イベントとかでお会いする機会が多かったので、本当にずっと前から気にかけてくれてるんですけど、 競技に対する姿勢とか、人に対する思いやりとか、すごく優しい方なので、何か将棋の面白さを知って もらうっていう気持ちも、もちろん棋士や女流棋士皆持っていると思うんですけど、やっぱり近くで見 てきたのもあって、一番尊敬できる方です。 Q 対局前のルーティーンなどはありますか? 考えてみたんですけど、実はあまりなくて。例えば前日に何かお刺身とか生モノを食べないようにす るとか、早めに寝るとか、そんな感じですかね。あまり普段と変えないようにしています。 Q 生モノを食べないというのは、きっとお腹に配慮したことですよね? そうです。当たっちゃうと大変なので。それで席立つ回数が増えちゃうと、あまり盤の前に居れな い。なので、席を立つ回数とかは多くしたくないです。 「盤が無いところでも考えられるから別に」みたいな人もいると思うんですけど...。でもやっぱ体調は一番の方がいいです。 Q 早めに寝られるということでしたが、対局前は何時くらいに寝られるんですか? 12時くらいに一応お布団に入るんですけど、最近前日に眠れないことが多くて、なんか2時ぐらいま であまり寝れない。なので、それがちょっと、最近の課題というか...。 Q 普段は何時くらいに寝られるんですか? 私、4月から東京に引っ越してきて一人暮らしを始めたんですけど、こっちに来てから生活習慣が乱れ ちゃって、最近はもう、1時とか1時半とかに、寝る事が多いです。 本当は対局前とかは、9時とか10時とかに(布団に)入った方がいいと思うので、整えなきゃいけないなと思って。 Q 何時くらいに起きられるのですか? 私は結構、午前中から用事がないときとかは、9時半とかまで寝てるかな。9時半とか10時とか。8時 間ぐらい寝ないと。でも大学生だから大変じゃないですか?朝。私は何か朝早いこととかあまり無いか ら。 → 私たちはオンラインの時期に入学して、1年生のときはオンラインで楽な部分もあったんですけど、 今年になって対面の授業が多くなって、少し大変になってきています。(インタビュアー) Q 棋士の方々は、オンラインで何かされることは多いですか? 前はなかったんですけど、やはりコロナになってからはオンラインで指す機会がすごく多くなりまし た。私は仙台に居たので、遠く離れている人とは、オンラインでした。 でもやっぱり、オンラインだと、どこでもできるっていう良さがある反面、何かちょっと味気ないとこ ろもある気がして、やっぱり対面の方がいいなって、将棋の場合は思ってるんです。 Q 将棋の場合はオンラインだと味気ないとはどういうことか、お話いただけますか? 将棋って、私は表情よりも結構盤ばかり見るタイプなんですけど、例えば手付きをバシッとしたりな んかすると、結構相手がドキッとしたりして、結構なんだろう、手付きとか雰囲気とかで選ぶ手が変わ ることってあるんです。なのでネットだと、顔も見えないし、手付きとかもわからないから、そういう 雰囲気がつかめないので、そういうのも含めて、対面の方が楽しいです。 あと、その後感想戦っていうのをやるんです。お互いどこが悪かったか、良かったか、そういうのを話 し合うんですけど、それをオンラインだと、電話でやることもあるんですけど、やっぱそういうのもお 互いに会って話した方がより楽しい気がするので、オンラインになってしまうのは世の中の状況的にも しょうがないことだと思うんですけど、どちらかというと、対面で会って話した方がより良い気がしま す。 Q 目線がすごく初心者的かも知れないのですが、プロともなると感想戦も楽しめるんだと思いました。 ありがとうございます。なんか、でもやっぱり気遣うとかありますね。例えば公式戦で対局するとか だと、その人との練習とかはしばらくやらないとかあるんですよね。やっぱり手のうちを明かしたくな いとか。それと一緒で、感想戦でも、たくさん色んなことを喋る人も居るんですけど、ちょっとここは 喋らないでおこうとか、そういうのもあります。でも、それでもお互いやっぱり将棋が好きだと思うか ら、「この手こうだったよね」とか言えるんだと思います。 でも公式戦と練習じゃまた違う。公式戦で負けると、やっぱり感想戦もそんなに楽しくないんですよ ね。練習とかだと、負けても感想戦で楽しめちゃうところはあるんですけど、やっぱりその対局の重さ とかによって違うと思う。でもやっぱり、特に負けた側は、どこが悪かったかを振り返るのはすごく大 事で、その悪かったところを今後に生かしていかないと、ちょっと、自戒の意味も込めてないんですけ ど、はい。 → なかなか、できることじゃないですよね。でもそういうことができるからこそ、皆さんこうやって強 くなられてきてるんだなって思います。(インタビュアー) ありがとうございます。でも負けると、その対局公式戦が終わって、一応振り返るんですけど...。勝 ったときは、その日のうちに振り替えるんですけど、負けたときとかもう1週間ぐらい放置して。でもも うしょうがないから振り替えるかとか、結構あります。 Q 一番好きな駒はなんですか? うーん。歩かな。歩ですね。確かに強い駒で言うと角とか飛車とかなんですけど...。歩は価値とし て小さいコマじゃないですか、でもそれの使い方を覚えると結構、手筋とかがいっぱいあるんですよ ね。すごく大事なコマで、…私もまだ学んでるところなんですけど、うまく使えると、将棋も結構いろん なことが見えてくるかなと思う。歩が大事だと思います。 Q ご自身を駒で例えると? 香車な気がします。香車って、前に進むと戻れないんです。もうちょっとあとのことを考えて、「こ うなったらこうなる」みたいな、「今こんな事やったらがいいんじゃないか」みたいなことを考えられ るようになりたい。課題ですね。 Q 対局への意気込みをお願いします。 出させていただけることがすごくありがたい事なので、それにしっかりと感謝して、全力で指したい なと思っています。
<野原未蘭女流初段 インタビュー>
Q 袴はもう決まっていますか? いや、多分もう決まってるんですけれど、全ておまかせにしました。 Q 袴を着て棋戦を行いますが、気持ちの面で普段着との違いはありますか? そうですね。袴を着て対局っていうのは、タイトル戦のときしか、ほとんど出来ることがないので、 今回白瀧あゆみ杯という大会で、着させていただくのはすごく光栄だと思っておりますし、非常に私も 袴が好きなので、非常に楽しみにしています。 Q 日本のお着物などがお好きなのですか? そうですね。やっぱり日本文化というか、着物は、古き良き文化といいますか、非常に好きですね。 Q 将棋を始めたきっかけはなんですか? 始めたきっかけはよく覚えてはいないんですけれど、父がきっかけで将棋を覚えたんです。それで楽 しいと思いまして、今続けているという感じです。 Q お父様は野原女流初段に将棋棋士になってほしいという思いを、野原女流初段が小さい頃からお持ち になっていらっしゃったのでしょうか? そうですね...。途中からはそういう気持ちもあったのかもしれないですけど、初めて教えるときに は多分そこまでは考えていなかったと思いますし、私自身もいろいろな習い事をして、楽しかった習い 事もすごく多かったんですけれども、まぁ多分もともと負けず嫌いな性格で、そこでちょっとこう、悔 しい気持ちとかがあって、最終的にのめり込んだのが、将棋だったのかなという風に思います。 Q ご自身にとってのロールモデルはいますか? 尊敬している先生はたくさんいるんですけれど、こういう形(ロールモデル)っていうのはまだ無く てですね。もちろん皆さん素晴らしい方ですので、尊敬はしているんですけれども、やっぱり自分らし くありたいなと思っていますので、そこは、たくさんの方を尊敬して、いい部分を吸収できたらなと思 っています。 Q 対局前のルーティーンなどはありますか? 私は、東京の将棋会館ですと、津田塾さんからもすぐ近くなのでわかると思うんですけれども、鳩森 神社がすごく近くにあるので行っています。10時から大体対局開始なんですけど、少し早く行って、ま ぁちょっと、今日勝てますようにじゃ無いですけど、お参りしてから、行くようにしていますね。私の 場合はすごく、対局する人の中では、結構、連盟に行くのが早い方かなと思っています。遅刻するって いうのも不安なのと、私の場合は気持ちを整理しないと、対局の時に乱れてしまうというか、急いで、 10分前くらいに行くとちょっと気持ちが落ち着かないので、そういった意味で早く行くようにはしてい ます。 Q 気持ちが落ち着かなくて寝れないということはありますか? 私の場合は、対局に、というよりは遅刻しないようにって感じで寝れないということはあります。ま ぁだいたい対局は10時開始なので、ほとんど遅刻することはないんですけど、もし寝坊したらどうしよ うとかで、寝つきが悪くなったりはします。 私の場合はですけれど、特にデビューした時とかは高校生だったこともあって、高校の時はもう本当に 一人でホテルとか泊まって、まぁ、対局に早めに行ってたんで、10時開始で、もし10時に起きちゃった らどうしようとか、そういうことでちょっと寝れなかったりすることはあったんですけれど、もう、そ の、対局が負けちゃったらどうしようとか、明日の対局がどうとか、そういうのでヤキモキするってい うことは、あまり前日とかはないですかね。 Q 朝起きられる時間はお早いですか? 対局の日は早く起きるようにしてます。6時くらいに。まぁ6時を早いっていうかはちょっとわからな いんですけど。でも少し早く起きて、電車とかも早く乗って、私自身早く連盟に着いていたい人なの で、やっぱり棋士によっては、早く着きすぎるとそれが逆に緊張しちゃうから、9時40分50分につく方 もいらっしゃるので、人によるんですけれど、私の場合は千駄ヶ谷駅に9時にはつきたいなと思っている ので、そうすると、身支度も含めて、まぁ6時くらいに起きれば、ちょうど頭の回転もいい具合になりま すので、6時くらいに起きるようにはしています。 Q 鳩森神社はパワースポットとして有名ですが、それは意識されていますか? 私は、デビューした時は全然そういうことはしていなくて、まぁ、デビューした時は結構ホテルから 行っていたのもあって、だいたい40分くらいに着けば良いのかなと思っていたんですよね。でもそれだ とちょっと自分的にも落ち着かないですし、自分にとっては、多分、早く出て、気持ちを整えたほうが いいなって、いろいろ試した結果思いました。 まぁ人には早いって言われたんですけれど、まぁ自分でも早いなとは思うんですけれど、音楽とか聴い て集中したりしています。連盟に入ってから緊張をするのではなくて、対局室に入ると、やっぱり対局 だし、ちょっと気持ちをこう整えないといけないなって思うので、そういう意味でも、やっぱり9時40 分くらいには遅くても入りたいので、そうすると40分に連盟についているとちょっと遅いなというとこ ろがあって、早く行くんです。 で、鳩森神社に行くようになったのは、そういうルーティーンが作り上げられた時に、負けが込んで いて、その時に、もう2連敗か3連敗していて、自分の中で、気持ち的にも「どうしよう」とか思って、 次の対局に向けても、どうしても負けちゃう未来が見えて、負の気持ちがすごくあって、ちょっと神頼 みじゃ無いですけど、お参りをしたらその対局勝っちゃったんで、毎回するようになって、負ける日も もちろんあるんですけど、千駄ヶ谷駅から歩いて、鳩森神社でお参りして連盟に行くっていうのが、自 分の中では一番綺麗なルートなので、まぁ連盟の場所が変わってしまうとまた変わるかも知れないんで すけれど、変わるまでは多分そのコースをずっと続けると思いますね。 Q どんな音楽を聴いていらっしゃるんですか? その時流行ってる曲が多いですね。あとは、洋楽とか。 アマチュア時代は自分を鼓舞するじゃないですけれど...、アマチュア時代の方が1日で全て決まっち ゃうと言いますか、予選があって、決勝戦があってという感じだったので、それこそファイトソングみ たいな、そういう曲を聞いて気持ちを奮い立たせるとかそういうのがあったんですけれど、やっぱりこ う、毎回の対局だと、やっぱり一局勝ってもまた次があって、あまり気負いすぎるのも自分には合わな いなと思って...、もちろん毎局毎局勝ちたいという気持ちはあるんですけれど、まぁその、1時間も、 やっぱ9時について、鳩森神社でお参りして、で連盟に着いてまぁ20分、その後の40分間ずっとファイ トソングを聴いてるっていうのも...(笑)。まぁそういうので、あまり選曲を意識はして無いです。自 分の聴きたい曲を聴いています。 Q 一番好きな駒はなんですか? 難しいんですよね、好きな駒って。なんか飛車とか角とか、やっぱり強い駒なんで好きではあるんで すけれど、んー。まぁ歩とかも可愛いなって思いますけどね、最近は。なんかあんまり「可愛い」とか 言うと、あれですけど、なんて言うんですかね、やっぱり歩の使い方が上手い人は将棋が上手だと思う んです。一歩無いだけで泣かされてきたこともたくさんありますし、逆に歩の使い方上手くできて勝て たなとか、まぁあとは、と金になるところですかね、歩の好きなところは。と金になるところ...進 化、進化っていったらあれですけど、すごく、そうですね、ただの歩って感じなんですけど、はい、実 用性がある感じが…。なんか歩が好きとか言っていたらからかわれそうですけど(笑)。 Q ご自身を駒で例えると? 香車ですかね。前しか行けない駒で、後に戻れないところが。 あと、私を例えるとっていうよりも、なんとなくこう、物事がもとに戻れなくなるような感じで、人生 もそんな感じなのかなと思って。振り返れる時もあれば、振り返れない時もあるので。その時その時を 大切にしようっていうのが、一応モットーというか、思っているので、(自分は)香車みたいかなと思 います。 あとは、一つ決めたことには、結構集中的にいくタイプなので、香車かなと思います。 Q 対局への意気込みをお願いします。 二度アマチュアの時に出場させていただいてきて、どちらもあまり結果が残せていないので、今回は プロ側ということで、貴重な機会をいただけたので、もちろん優勝を目指して頑張っていきたいと思い ます。
<鎌田美礼女流2級 インタビュー>
Q 袴はもう決まっていますか? まだ決まっていませんが、希望はとっていただいています。黄色、ピンクを今まで着たことがあるの で、それ以外の色でお願いしています。寒色系の色だったら嬉しいです。 Q 袴を着て棋戦を行いますが、気持ちの面で普段着との違いはありますか? 袴は少しだけ苦しいので背筋がピンと伸びて普段よりも集中できます。 Q ご自身にとってのロールモデルはいますか? 姉弟子の加藤結李愛女流初段です。 姉弟子としてとても気遣ってくれます。立ち回りがわからなかったのですが、結李愛女流初段に教え ていただきました。とても憧れています。 Q 対局前のルーティンなどはありますか? 夜、早めに寝ることです。 普段は23時くらいに寝るのですが、対局前日は21時くらいに寝ます。普段から寝付きは良い方です が、対局前など、たまに眠れない時があります。眠れない時は一度シャワーを浴びて、気持ちを切り替 えて寝るようにしています。 Q 普段は何時に起きていますか? 朝の5時頃に起きています。 対局中は体力を使うので、長い対局が終わった後はフラフラして転びそうになることもあります。 Q 食べ物で気をつけていることは? 前日も当日もグミやラムネをたくさん食べます。理由は単純に好きだからというのと、ラムネを食べ ると集中できるからです。好きなグミはピュレグミで、好きなラムネは森永のボトルに入っているもの です。 Q 好きな食べ物はなんですか? 夏だとトマト、冬だとみかんが好きです。 みかんは自分の部屋のベッドで食べます。 Q 一番好きな駒はなんですか? 金です。 理由は、前と横に利くところがとても使いやすいからです。飛車と角は縦横、斜めだけなので場合に よっては役立たない時があります。 Q ご自身を駒で例えると? 3段目で成ったばかりのと金 理由は、女流棋士になるという一つの目標を達成できたからです。 Q 将棋とは全く関係ない質問になってしまうのですが、趣味はありますか? プロジェクトセカイというゲームが好きです。(好きなキャラクターについて聞くと、)東雲絵名ち ゃんというキャラクターが好きです。対局前の息抜きにもなるのでやっています。日本将棋連盟のホー ムページには、趣味:ゲームと書きづらかったので読書を趣味にしています。勿論本も好きで、ダレ ン・シャンさんの『デモナータ』という本のシリーズが大好きです。外で遊ぶよりも中で遊ぶのが好き なインドア派です。 Q 対局後に食べたいものは? その時々に食べたいものが変わるのですが、とにかく美味しいものを食べたいです。 Q 対局への意気込みをお願いします。 悔いのない将棋を指して、できれば優勝したいと思っています。
<白瀧呉服店の方へのインタビュー>
Q 女流棋士・アマの皆様にどのような試合が展開されることを期待されますか? 一進一退の手に汗握る接戦を期待します。 Q 和装と棋戦の相乗効果(掛け合わさることでの魅力)はなんだと思われますか? まさに「知と美」を観客の方に見て楽しんでいただけるところかと。 Q コロナが明け、海外の人にも呉服の文化を発信していく上で将棋界にどのようなことを求めますか? 将棋を指す際には男性も女性も出来る限り和装を着用していただくことです。 棋士の方が「日本の将棋を指すときには和装だ」と自ら着ていただくのが理想です。 Q 先代が将棋がお好きで、女流棋士の地位向上の為に「白瀧あゆみ杯」を作られたそうですが、なぜ女 流に注目されたのでしょうか? 「若手」女流の棋戦が無かったからです。 Q「白瀧あゆみ杯」を機に、若い女性に着物文化が広まっていくことを望みますか? そう期待しています。
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