世の中には二種類の映画がある。
論理的に撮られた映画と非論理的な映画だ。
説明は省くが、論理的な映画は主人公は左から登場し、非論理的な映画は右から登場する。
コロナ禍の似た時期に同じく低予算で撮られ、これまた同じく既成概念を打ち壊す青春社会派映画『君たちはまだ長いトンネルの中』(公開2022年のこちらの撮影は一年遅い2021年)は前者。
黒澤明、タルコフスキー、彼らのように非論理的かつ感性に訴えかける方が映画としては正統なのだ。
同じく日本神話にストーリーの背景を持つ『すずめの戸締まり』よりも物語の決着の付け方は納得が行く。スケールの大きさは映画の優劣とは関係ない。
物語上、アスリートから歴史研究家への転身は本来すずめにこそ相応しいものだった。
所々の怪奇描写も化学の描写と程良いバランスを成している。
邪馬台国阿波説としては最後のセリフで神武天皇のゆかりの地として九州を併存させたので今後続編があり得るならその説明が必要だろう。
映画としては主役の完璧な演技と、三人の女子高校生のバランスが稀有だ。
途中のエディプスコンプレックスの描写も卑弥呼=女性礼讃に終わらない仕掛けとしては面白い。
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東京商工会議所目黒支部青年部・小林奈央幹事長あいさつ
邪馬台国は阿波にあった!? 映画「少女H」東京・目黒で12月13日(火)上映会開催
徳島商工会議所青年部のプレスリリース
~徳島商工会議所青年部が唱える“新説!!”~
映画「少女H」
卑弥呼の墓(映画少女Hより)
■映画「少女H」目黒上映会 開催の背景
今回の上映会は、徳島YEGの「東京でぜひ徳島をPRしたい!」という熱烈なアプローチで開催が決定。映画「少女H」は徳島YEGが2019年より取り組んでいる“邪馬台国は阿波にあった”をテーマにした歴史事業の集大成として製作されました。
これまで両地域は「目黒のさんま祭り」や「中目黒夏まつり(阿波おどり)」などで交流があり、徳島YEGと東京商工会議所目黒支部青年部との交流会を兼ねた上映会でもあります。
■「邪馬台国は阿波だった!?」とは?
“邪馬台国は阿波だった”をPRする活動です。
女王卑弥呼は徳島にいた!?
「九州説」と「畿内説」が100年間にわたり対立する邪馬台国所在地論争に、「阿波徳島県」が徳島市内イベント「第1回卑弥呼フェス!」(2019年9月開催)にて名乗りを上げました!!
元々徳島には「卑弥呼の墓」や卑弥呼の時代貴重とされた「辰砂(しんしゃ)」と呼ばれる朱色の原料の採掘遺跡など全国的にも貴重なスポットが多く存在し、考古学ファンの熱い注目を集めていました。
「邪馬台国は阿波だった!?」ビジュアル
第1回卑弥呼フェスポスター
■映画「少女H」目黒上映会 開催概要
イベント名: 映画「少女H」上映会
開催日時 : 2022年12月13日(火) 18時30分~20時(18時開場)
会場 : 目黒中小企業センターホール
(〒153-0063 東京都目黒区目黒2丁目4-36)
アクセス : JR線「目黒」駅 徒歩10分
参加費 : 無料
申込方法 : 事前申し込み(12月11日迄)
https://forms.gle/Ei5uQuodreP7k6uS8
■映画「少女H」概要
監督:小原穣
脚本:唐津宏治
撮影:山本俊一郎、林俊宏
出演:真田真帆、小縣藍、谷ちあき
製作:徳島商工会議所青年部(2020年)
※約60分
※完成披露上映会 2022年2月11日(イオンシネマ徳島)
※徳島ニューノーマル映画祭2021 正式招待作品
映画「少女H」ポスター
<ストーリー>
徳島の歴史を古書によって紐解いたとき誰も知らなかったレポートが完成する
2020年・夏。コロナウイルスによって全国のイベントが中止に。国体での活躍に人生の全てを懸けていた水泳部の天野うづきは推薦入試の夢が絶たれ、高校を卒業するためには日本史のレポートを提出することが必須に。友達もいない、勉強もできないうづきは、毒の精製を計画する大月都と、石を探す日野照子と出会う。三人はそれぞれの目的を達成するため、自転車で徳島中を駆け回る。
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