2023年12月14日木曜日

丘さとみ - Wikipedia

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錦之助版
夕顔役






1958年『清水港の名物男 遠州森の石松』マキノ雅弘監督・夕顔役

丘さとみ

丘 さとみ(おか さとみ、本名;菱田 美恵子<ひしだ みえこ>、1935年9月15日 - )は、日本女優兵庫県宝塚市出身。

来歴

1953年3月、尼崎市立尼崎高等学校在学中にディズニー映画『シンデレラ(シンデレラ姫)』の日本公開を記念して行われたRKOラヂオ映画社毎日新聞社主催の「日本シンデレラ姫コンテスト」に応募し、ミス・シンデレラの栄冠に輝く。その副賞で1953年3月20日から4月4日まで渡米し、ディズニー撮影所や女優・アン・ブライスの自宅などを訪問したり、ケーリー・グラントとの2度に亘る会食やソニア・ヘニーアイスショー観覧といったハリウッド見学に招待されている[注釈 1]

1954年に尼崎市立尼崎高等学校を卒業後にRKOラヂオ映画社日本支社に就職。RKOラヂオ映画社日本支社関西支社で支社長の秘書として配属される。しかし、東映にスカウトされて、1955年東映ニューフェイス第2期生として東映に入社して芸能界へ転身した。同期には高倉健今井健二五味龍太郎らがいる。芸名を丘 さとみにして同年の映画『御存知怪傑黒頭巾・新選組追撃』でデビュー。東映時代劇での貢献が大きく、「東映城のお姫さま」と呼ばれた(引退までの10年間で約150本もの映画に出演)。

1962年東映を退社してフリーになり、映画出演も続けながらテレビドラマに主な活躍の場を移す。

1965年、在米日系人2世の男性と結婚し、引退。3子をもうけるが、1975年に別居。同年、離婚し、女優に復帰する[2]

2010年10月16日T・ジョイ京都で開催された「巨匠・内田吐夢 名優・月形龍之介 東映時代劇傑作選(その一) 内田吐夢、月形龍之介没後40年回顧」のトークショーに出演した。

出演

映画

テレビドラマ

演劇

脚注

注釈
  1. 当時はまだ女優デビュー前で、本名の菱田 美恵子で紹介されている[1]
出典
  1. 菱田美恵子「夢の様なハリウッド見学」『映画の友』1953年7月号、映画の友社
  2. 「40歳・丘さとみが離婚、近く芸能界に」『週刊平凡』1975年10月23日号(通巻843号)151頁、平凡出版

参考文献

  • 「丘さとみ 東映のお姫様」(さとみ倶楽部/編、ワイズ出版

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